クライミングやアルパインクライミング、登山にフォーカスし、2002年に設立された英国ブランド。
わずか4型のバックパックと1型のテントからスタート。
現在ではスリーピングバッグ、ビビィとカテゴリーを拡大。ラインナップは厳選され、実際に山で使えるモノに絞って開発する。
商品群は、実践のクライミング経験をベースに開発。ヒマラヤからパタゴニアやヨーロッパ各地、アルパインからスポーツまで幅広いクライミングを通じ、必要とされるスペックを商品に反映させ、クライマーのための開発を進めています。
CRUXには商品開発におけるフィロソフィーがあります
クライミングと登山における
経験と知識からモノづくり行う。
機能的で頑丈、しかも軽量なギアを開発することでクライマーをサポートする。
ギアは丈夫で長く使える様に開発する。
さらに、交換部品を用意し修理対応をする。
素晴らしいギアは、実践のフィードバックから学ぶことで生まれる。どんな声にも耳を傾けながら経験の総合値をギアに結実させる。
“確かな”モノを初めから開発する。
よって、アップデートは少しずつ徐々に行うのみ。
けっして次のシーズンに別モノを売るようなことはしない。
物事に忠実で、大げさなことはしない。
アウトドア製品に使われる素材の多くは、リサイクルが出来ず、生分解もされません。また、染色やコーティングのプロセスにおける環境負荷も少なくはありません。こういった状況の中でCRUXが心がけていること
機能的で丈夫なギアを作る事。
出来る限り修理をして長く使えるようにする。
リサイクルをできるだけ行う。
不良品は直して販売するか、提供して使っていただく。
無駄なものは削ぎ。
必要以上のものは買わず、使わない。
また、年に2回の展示会での商品説明以外は、商品に付けるタグ以外の店頭用POPやカタログを作りません。段ボールはリサイクルし、店頭に頻繁に通う事もしません。無理に毎年新製品を作ることをしない、など様々な環境負荷を減らす努力をしています。
アイコンとなるRK、AKシリーズは、完全防水、高い強度、軽量を実現したアルパインバックパック。
ハードな使用に耐えうるだけでなく、雨山行、沢登り、アルパインクライミングなど水に対する安心感と、岩場、壁、沢、アイスなどテクニカルなルートでの安心感を得られます。
本体のメイン生地につかわれているケブラー。
熱や摩擦、衝撃に強く、岩や氷、木の枝や藪などルート上での構造物や、アックスやスキーのエッジなどのギアに強く接触したり、押し付けられても耐えうる素材です。
完全防水を実現するために、ウェルディング加工を採用。
生地の合わせ目は縫いではなく圧着することで水の侵入を防ぎます。
裏地に耐水圧10,000㎜のコーティングを施すことで、雨具並みの防水性を実現しました。
構造をシンプルにデザインすることで、ルート上、マルチデイの山行、長期トリップでも破損などのトラブルに極力晒されないようにしています。
背面パネルはシンプルでありながら曲線にしっかりと沿い、十分なフィット感を得られます。ウエストベルトもしっかりと決まり腰で背負えるので、ギアやテント道具など重量が嵩んでも、それほどの重量を感じることなく快適です。